「特別貴重刀剣」在銘・生茎「越後守包貞」の小太刀です。元重ね7.5mm・幅32.8mm、先重ね5.1ｍｍ・幅22.1mmの豪刀です。

◆今回のお刀は「特別貴重刀剣」に認定されており在銘・生茎「越後守包貞」です。初代か二代目か定かではありませんが
　二代目のお刀は「大業物」とされています。恐らく出来からいくと二代目の「大業物」思われます。
◆このお刀は脇差の分類ですが、刃長１尺七寸六分：５3.9ｃｍで大脇差、長脇差、小太刀と呼ばれる体配です。
　小太刀のみを使う流派もあり、侮れない実力派です。
◆また、この小太刀はなんと元重ね7.5ｍｍ、元幅32.8ｍｍ、先重ね5.6ｍｍ、先幅22.1ｍｍと刀としても厚く幅広い
　体配であり、特に元重ね7.5ｍｍ・元幅32.8mm脇差では滅多にお目にかかれないゴリゴリというレベルで誠に
　頼もしいお刀です。
◆出来も当然大変良く、地沸良く付き、地金冴え、地肌は精緻な縮緬肌で、刃紋は湾れ、匂い口明るく冴え、砂流し
　現れ見どころが多いお刀です。
◆また。この体配にして大変手持ちがよく、樋はありませんが、私ごときが片手でこのお刀を振ると風斬り音が発生
　します。
　古名刀のようなバランスの良さを持っています。
◆鞘、柄、鍔回りにも全くガタはなく、目釘も煤竹の寸法のあったものが使われており、このままで抜刀、居合に安心
　して使っていたけます。また、目釘は煤竹の表面を可能な限り残し、より強度があり作るのに難易度の高いものが使
　われています。
　また、刃も4枚目の写真にあるように刃も立っており、このままで試切りも楽しんでいただけます。
◆近年に研磨されたで目につく鍛え、錆も無く、肉眼では刃こぼれは認められません。もちろん刃切れもありません
◆発送はゆうパックで送料当方負担で致します。