そこで今回はZEPと言えばの「GRAF ZEPPELIN」がミント・コンディションな「ターコイズ・ロゴのファースト」with「無修正マト」LPからのトランスファーを敢行。実のところ「GRAF ZEPPELIN」はアナログからのトランスファーの達人でもあって。過去にはビートルズの『GOLDEN ANALOG EXPERIENCE』のような画期的なリリースの実績もありました。
「GRAF ZEPPELIN」は今回もその手腕を大いに奮ってくれており、メガレア「無修正マト」盤の極めてクリーンでナチュラルなトランスファーを実現してくれたのです。おかげで現在のリマスターCDとはまるで違う「無修正マト」ならではのサウンドが簡単にCDで聞けるように。最も分かりやすいのは、ジミーが弾くアコースティック・ギターの極めて自然な音色。となれば「Babe I'm Gonna Leave
You」からしてその差がはっきり。そして「I Can't Quit You Baby」のような曲でもスクラッチノイズは皆無。
(44:45)
01. Good Times Bad Times
02. Babe I'm Gonna Leave You
03. You Shook Me
04. Dazed And Confused
05. Your Time Is Gonna Come
06. Black Mountain Side
07. Communication Breakdown
08. I Can't Quit You Baby
09. How Many More Times
★★特別企画
今週の新作「LED ZEPPELIN UK LP (ATLANTIC 588171 TURQUOISE LETTERING) 」の初週ボーナス・ディスクとして、ファースト・アルバムのUSオリジナルLPを今回のUK ターコイズLPと同じ条件でデジタル化した「LED ZEPPELIN US ORIGINAL LP (ATLANTIC SD 8216)」が特別に付属致します。
LED ZEPPELIN US ORIGINAL LP (ATLANTIC SD 8216)(Ltd Bonus CDR)
Taken from the original US LP (Atlantic SD 8216)* This Weekend Only Available
(45:13)
01. Good Times Bad Times
02. Babe I'm Gonna Leave You
03. You Shook Me
04. Dazed And Confused
05. Your Time Is Gonna Come
06. Black Mountain Side
07. Communication Breakdown
08. I Can't Quit You Baby
09. How Many More Times
※本商品は、メーカーオリジナル品です。
「ターコイズ・ロゴのファースト」と言えばマニアの間ではそれだけで通じてしまうほどのレア・アイテムとなった感のあるZEPファーストアルバムの初期プレス。ジャケのロゴの色の違いという分かりやすさが功を奏して昔からレア・アイテムの一つとして知られてきましたが、さらにジャケだけでなくマトリクスが修正されていない最初期プレスの盤が伴うと価格がとんでもない額へと跳ね上がってしまうことでも有名なアイテムとなった感があります。近年のアナログ復権の中で本アイテムの人気はさらに上昇、今やまともな金額では買えない域へと到達してしまいました。
最初期のリリースでマトが違うとくれば音質が違うのも当然…ましてや現行の2014リマスターと音質が違うのも当然。だがしかし、そう簡単に聞ける盤でないのも当然。コレクター間で取引されるメガレア・アイテムなせいで、聞きたくとも簡単には聞けない。これはビートルズ『サージェント・ペパーズ』のニンバス盤などとまったく同じ状況だと言えるのではないでしょうか。
あのニンバス盤『サージェント・ペパーズ』の丁寧なCD化も記憶に新しいところですが、今回はZEPアルバムにおける最難関の一つである「ターコイズ・ロゴのファースト」with「無修正マト」LPのCD化が実現します。
もっとも「ターコイズ・ロゴのファースト」with「無修正マト」LPは過去にもCD化が試みられたことはありました。しかし…こう言っては何ですが、メガレア盤が持つ本来の魅力を出し切った形でのトランスファーとは言い難いものがあった。スクラッチノイズが盛大に入っていたのは仕方ないとしても、何とピッチが高くて曲間でギャップノイズまで入ってしまうという、CD化以前の稚拙な問題を抱えたままだったのです。
中古市場でもてはやされるUKオリジナル盤を手にしたことがあるマニアならわかるかと思われますが、そうしたビンテージな盤はオリジナル・プレスならではの音の鮮度が現在の異常人気の秘訣でしょう。その一方で大抵はバチバチとしたノイズが生じやすいという現実もある。
そこで今回はZEPと言えばの「GRAF ZEPPELIN」がミント・コンディションな「ターコイズ・ロゴのファースト」with「無修正マト」LPからのトランスファーを敢行。実のところ「GRAF ZEPPELIN」はアナログからのトランスファーの達人でもあって。過去にはビートルズの『GOLDEN ANALOG EXPERIENCE』のような画期的なリリースの実績もありました。
「GRAF ZEPPELIN」は今回もその手腕を大いに奮ってくれており、メガレア「無修正マト」盤の極めてクリーンでナチュラルなトランスファーを実現してくれたのです。おかげで現在のリマスターCDとはまるで違う「無修正マト」ならではのサウンドが簡単にCDで聞けるように。最も分かりやすいのは、ジミーが弾くアコースティック・ギターの極めて自然な音色。となれば「Babe I'm Gonna Leave You」からしてその差がはっきり。そして「I Can't Quit You Baby」のような曲でもスクラッチノイズは皆無。
それと同時に、リマスターCDでは曲によってエコーが付け加えられており（マシマシというほどではないが、マシというレベルでは加えられている）なおかつリマスター時のテクノロジーを使って左右の分離をよりはっきりさせていたことも聞き比べると気づかれることかと。
このアコースティックな音色の自然さ、それに分離やエコーの件などが一曲で理解できるのは「Your Time Is Gonna Come」。さらに左右の分離が現行のCDで強調された件に関しては「You Shook Me」や「I Can't Quit You Baby」でも顕著。
よってスピーカーから鳴らすことで「無修正マト」ならではナチュラルで透き通らんばかりの質感を楽しむのはもちろんですが、ヘッドフォンで聞くことによってちょっとしたミックス違い感まで楽しめてしまう。何より今ではなかなか簡単に聞くことができないメガレアの最初期プレスならではの味わいをお手軽に！
Analogue record transferred by Graf Zeppelin
（作業メモ＆雑感）
★UK 1st LPのターコイズジャケ盤(当然、修正なしマトリクスのコンディション良好盤)からダイレクトにデジタル化
過去にも1度CD化されていますが、そちらでは早すぎるスピードや、トラック変わり目のギャップノイズ、盛大な針パチノイズ(ある意味潔いが)などの問題を抱えた、かなり大味なタイトルであった
★本LPは、押しつけがましさの感じられない、フラットかつナチュラルなサウンド
最新2014リマスターと比べると2014リマスターでは若干エコーぽい処理も加えられているようで、また各楽器バランスも若干センター寄せされ適度な距離感で堪能できるLPの音に比べ、左右にべったりと密着するように広く配置されたことで、ミックス違いまでは言い過ぎですが、それくらい互いの質感の違いを確認できる
★アナログのテイストは残しつつ、目立つスクラッチノイズは楽音に影響を及ぼすことのないよう、丁寧にピンポイントで除去
(44:45)
01. Good Times Bad Times
02. Babe I'm Gonna Leave You
03. You Shook Me
04. Dazed And Confused
05. Your Time Is Gonna Come
06. Black Mountain Side
07. Communication Breakdown
08. I Can't Quit You Baby
09. How Many More Times
★★特別企画
今週の新作「LED ZEPPELIN UK LP (ATLANTIC 588171 TURQUOISE LETTERING) 」の初週ボーナス・ディスクとして、ファースト・アルバムのUSオリジナルLPを今回のUK ターコイズLPと同じ条件でデジタル化した「LED ZEPPELIN US ORIGINAL LP (ATLANTIC SD 8216)」が特別に付属致します。
LED ZEPPELIN US ORIGINAL LP (ATLANTIC SD 8216)(Ltd Bonus CDR)
Taken from the original US LP (Atlantic SD 8216)* This Weekend Only Available
今回「GRAF ZEPPELIN」によって見事なクリーン・トランスファーが実現した「ターコイズ・ロゴのファースト」with「無修正マト」LPですが、同盤に限らずZEPファーストのリアタイ・リリース盤はどれも人気が高い。
もちろんUSオリジナル盤も同様でして、ビートルズやローリング・ストーンズのようなグループのLPなどと同様、UKオリジナルとはまるで音質が違う。
ZEPのファーストアルバムに関して言えばターコイズ＆無修正マトが圧倒的な人気を誇る訳ですが、それがアナログならではの繊細な高音の響きをたたえてプレスされていたとすれば、USオリジナルはアナログもう一つの長所であるウォーミーさが全開。
それが顕著なのは「Dazed And Confused」に「How Many More Times」あたり。また元々の音質が良くない「Communication Breakdown」などはUKオリジナル盤よりもこちらを好む方がいてもおかしくないほど。
このように演奏の激しめな楽曲、さらにはボンゾのドラムが目立つ楽曲ではUKオリジナルとは違った味わいと魅力がはっきり感じられる。もちろん現行のリマスターCDとも感触はまるで違うのです。
「ターコイズ・ロゴのファースト」with「無修正マト」のような高騰こそないものの、名盤のオリジナルですのでこちらも良コンディションでの入手を求めるとなると容易ではない。
何より初週オンリーのギフトという形ではありますが、こちらのトランスファーに関しても「GRAF ZEPPELIN」は抜かりなく…というより徹底してクリーンな状態での収録を実現。
そうです、単にUSオリジナル盤の音が簡単にCDで楽しめるというだけでなく、巡りあうのが容易でないクリーンな状態での再生も実現してくれたという。
もはやハイクオリティーすぎる初週ギフトにて、同じリアタイ・リリースの英米オリジナル盤が生み出すそれぞれの質感を手軽にプレイバック。ぜひとも初週での入手をお見逃しなく！
(45:13)
01. Good Times Bad Times
02. Babe I'm Gonna Leave You
03. You Shook Me
04. Dazed And Confused
05. Your Time Is Gonna Come
06. Black Mountain Side
07. Communication Breakdown
08. I Can't Quit You Baby
09. How Many More Times