Buescher Aristocrat Alto Saxophone - Lacquer
アリストクラット シリーズ3
現代でも人気の高いビッグBの後継モデル
ビッグBの管体に、ビッシャーのなかでの最高傑作とされる、400シリーズのベルを取り付けたような作り
ビッグBと400の間にあり、それらと遜色のない音の楽器
以前のモデルと比べ、強化されています
「学校現場」という、最も過酷な環境で鍛え上げられたヤマハの楽器を思わせる、頑丈な作り
ビンテージらしくない、きっちりかっちりさ、丈夫さと精度の高さにより、今日でも普通に使用できる楽器であると感じられます
「ビッシャーの品質管理はビンテージの中では最高である」引用:海外のフォーラム
【商品状態】
・U字菅下部に、指先で押したような、深さ0.5㎜、直径1㎝ほどのへこみが一つ
・ほかにもU字菅下部は、指でなでると平らではないのが分かる、という箇所あり
・彫刻上、指でなでても、目視でも、ほとんど分からないようなへこみが一つ
・現代の楽器にまぎれていても気付かれないような見た目
・キーの感触は、現代の楽器に近い水準
タンポ状態:調整済み
タンポ新しさ:新しめの中程度。一部新品に近い
ネックコルクは新品
【付属品】
GATOR社製・セミハードケース
【製造年】
製造年: 1955年
【刻印】
製造番号: 355***
モデル番号: 141
キー:E♭
ビンテージサックス界の不動の王、マーク6の音が、マンハッタンの摩天楼の下や、カリフォルニアの乾いた空のもとをオープンカーでかっ飛ばすようなイメージとしたら、ビッシャーの音は、家族で暖炉の炎を囲んで団らんをする、といった暖かい雰囲気でしょうか。
古き良き時代のハリウッド映画の、あの懐かしい音を、現代の日本で再現するには、この楽器です。
合理性や、スピードなどが追い求められるようになる前の、人と人との繋がりやぬくもりが、今より重視された時代。
そんな時代の空気が、音として空間に満たされるような、そんな不思議な感覚を味わえるでしょう。
このような時代であればこそ、実は人々に求められているのは、ビッシャーのような音なのかもしれません。
聴衆の間を、あのころの、良かった時代の雰囲気で満たすことができる。そんなビッシャーを、ぜひ、どうぞ!