消しゴムはんこ・山海経より、旋亀

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販売情報
  • 現在の価格

    1500円

  • 出品個数

    1点

販売者情報
  • 出品者名

    椿海堂

  • 出品者ID

    chinkaido

  • 消しゴムはんこ・山海経より、旋亀_1
  • 消しゴムはんこ・山海経より、旋亀_2
  • 消しゴムはんこ・山海経より、旋亀_3
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  • 消しゴムはんこ・山海経より、旋亀_2
  • 消しゴムはんこ・山海経より、旋亀_3
 古代中国の地理誌・山海経に記された異形の存在たち。そのユーモラスな図像の数々を、消しゴムはんこで制作しました。


消しゴムはんこ
山海経・海外西経より「旋亀」

【寸法】
 縦23㎜×横34㎜×高さ21㎜
【素材】
 持ち手……木材
 印面 ……プラスチック(消しゴム)

※ご購入前にご確認ください※
・寸法はおおよそです。
・作品を制作する過程で試し押しをしています。インク残りがありますが、使用には問題ありませんので、ご理解をお願いいたします。
・商品は消しゴムはんこ(木製取手付き)のみです。作品画像の小物等は含まれません。

※消しゴムはんこについて※
・消しゴムはんこの印面は繊細です。使用するにつれ、印面にワレ・カケが発生する可能性があります。
・お手入れ時に、柔らかな布で優しくインクを拭き取ることで、寿命をのばすことができます。練り消しゴムの使用も効果的です。



【モチーフについて】
 旋亀。山海経第一 南山経に見える。陽山から流れた水流が東に向かい、憲翼に注ぐところに生息するという生き物。山海経の地名と現実の地名との比較研究は少ないため、どこに相当するのか(実在するのかすらも)不明である。
 本文中では、「その状は亀の如くで鳥の首、虺(まむし)の尾、その名は旋亀。その声は木をさくよう。これを佩びると聾(聴覚障害)にならぬし、底(手足のタコ)をなおすによろし。」と描写されている。
 ところで、具体的な研究は少ないようだが、この旋亀が現生種のオオアタマガメに相当するのではないか、との意見があるようだ。画像を検索していただければ一目瞭然だが、その名の通り頭が大きく、また尻尾も長い、特徴的な外見の亀である。大きな頭と嘴は「鳥の首」を連想させるし、全長の半分を占める長い尾は力が強く、亀の尾というよりは蛇のそれに似ている。生息域も中国南部であり、山海経に記述されたことは十分考えられる。
 そもそも山海経に記された奇態な生き物たちのうち、全体の四分の一にあたる百種類ほどは実在していると考えられる(1994 水木)ことから、旋亀もまた、誇張された実在の生き物であって何ら不思議はない。であるとすれば、古代中国のひとびとが、オオアタマガメの甲羅などを身体の不調を治すお守りとして珍重していたことも、十分に考えられるわけだ。

参考……高場三良 訳 1994『山海経 中国古代の神話世界』平凡社,水木しげる 1994「解説――日本に渡った精霊たち」前掲書
※ご購入前にご確認ください※
・寸法はおおよそです。
・作品を制作する過程で試し押しをしています。インク残りがありますが、使用には問題ありませんので、ご理解をお願いいたします。
・商品は消しゴムはんこ(木製取手付き)のみです。作品画像の小物等は含まれません。

※消しゴムはんこについて※
・消しゴムはんこの印面は繊細です。使用するにつれ、印面にワレ・カケが発生する可能性があります。
・お手入れ時に、柔らかな布で優しくインクを拭き取ることで、寿命をのばすことができます。練り消しゴムの使用も効果的です。