口径 7 高さ 6 センチ 170ｇ
それが 違った。一窯 二窯 試行する内 なぜだか わからない
全く 新しい表情 手法を 求めるようになってしまった。
最初は 軽い気持ちの新作挑戦だった。夏 北海道ヘ行く前に
新しいもの いくつか出るだろう。それで 北海道では パソコン仕事。
じゃ どんなの？
昔 よく 言われ続けた。それで お前は どんなの求めてるんだ?!
おまえの 思ってる事がわかんないよ！。
ここで 固まって 何も話せなくなってしまう。
そうなんだ 自分でも イメージはつかめてるわけじゃないんだ。色の付いた 雲ケムリ見たいなもんが 背中の上のほうで せかしてる。萩 唐津 九谷 備前 他 他 他 とも 違うもの欲しいんだ。昔のものも否定してるわけじゃない。でも 違う世界のカップで コーヒー飲みたい。眼の前に生み出したい。アラジンの魔法のランプのように、びっくり驚きたい。
今もこの気持ちは変わらない。こいつはたぶん二窯目 鮮やかな色欲しくて 最初は土を半磁土採用した。結果色は良いんだが 土弱すぎ、これは信楽の白に家土 再生土 混ぜた。
発色求めて 低下度950度 焼成。今は 焼き締まり感 やはりほしいので 1230前後 焼成採用している。
で コイツはというと
求めてる色じゃない、多分。ただ ヨソウガイの色のからみ合いで
でてきた 一つ。
脳に圧力かかって こんなの欲しいんだよ 欲しいんだよ！
と言ってるのとは 違った結果 なのだが コイツはコイツ。
白いテーブルの上に 置くと 小ぶりの 存在感を 持って 座っている。アク強いオーラ 出してるのとは違う。慎ましく話しかけてくる。手にとって良いよ!出来れば 左手で 左の顔のほうが好きなんだ。
遥かに 思い 続け 土色を 絡みつけ えーいと 焼きつけるんだが
窯は あっち向いて フフンと 別の答を コロンと出す。
ああ まだやっと事ないが まるでガチャの世界のように。
高温での レンジは お避け下さい。
